構造材としての複合材
干し草の束で作られた家。ペットボトルのリサイクルで作られた公園のベンチ。セメントの船体でできたボート。グラファイト複合材で作られたオーソティック。どれもまったく異なる分野の技術です。
ノースウエスト・ポディアトリック・ラボラトリーは、オーソティックの分野において、独自の複合材を開発したパイオニアです。そのオーソティックは最も強く、最も薄く、最も柔軟性のある製品として完成されています。長い間、熱可塑性樹脂やアクリル、ポリプロピレンなどが典型的なオーソティックの素材とされてきました。しかし、私たちは、型にとらわれない発想でアプローチすることにより、複合材という解答を発見することができたのです。
この解答の鍵は航空宇宙産業の玄関口で発見されました。複合材の先進技術から得られる知識を徹底して学ぶとともにわずかな工夫を加えることによってそれまでは不可能と考えられていた特徴をそなえたオーソティック製作を可能としました。ノースウエスト・ポディアトリック・ラボラトリーは確固たる技術を獲得したのです。
その特徴とは、剛性と柔軟性を同時に合わせ持ったことです。すなわち、強固な支えとなるヒールカップに対して、柔軟性と安定性のある前足部。強固なアーチ外側面部に対し、柔軟性に富んだアーチ中間内側面部という相反する特徴を同時に持ち得たわけです。今日もさらに高い目標に向って研究が続けられています。
さらに複合材の採用により、オーソティックを1.1mmの薄さにまで加工することが可能となり、靴の中にほとんどゆとりが無くても使用できるようになりました。
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